国際モータースポーツ競技規則
■ 赤旗によるレース中断および再スタート

・レース中断
アクシデント、天候等の理由によりレース継続が不可能となった場合、競技長の判断によりレースを中断することができる。この場合、コントロールラインおよび全てのオブザベーションポストにおいて赤旗の振動表示が行われる。赤旗表示後、走行車両は必要に応じて停車できる速度で走行を行わなければならない。赤旗提示中の追い越しは禁止される。
・中断されるケース
赤旗が提示される直前に先頭車両が何周回終了したかにより、以下のケースに区分される。
ケースA:先頭車両が2周回を完了する前にレースが中断された場合。車両は赤旗ラインに停止すること。
ケースB:先頭車両が2周回を完了し、走行距離が75%未満(小数点以下切り上げ)でレースが中断された場合。車両は赤旗ラインに停止すること。
ケースB:先頭車両の走行距離がレース距離の75%以上でレースが中断された場合。車両はパルクフェルメに停車すること。レースは先頭車両が完了した周回の1周前の周回終了時点で終了したものとする。
赤旗ラインはコントロールライン付近およびピットレーン上に設定される。サーキットにより設定される場所が異なり、特別規則書に規定される。
・再スタート
ケースA
最初のスタートは無効とみなされる。
レースの走行距離は変更されない。最初のスタートでのフォーメーションラップやり直し等による周回数減算も無効となる。
予選を通過したドライバーは元の車両(最初のスタート時の車両)で再びスタートすることができる。
ケースB
レースは第1パート、第2パートに分けられ、周回数はそれぞれのパートの周回数を合わせて決定する。同一周回の場合は第2パートの順位により決定される。
レースが中断された直前の周回終了時点の順位を第1パートの順位とする。
再スタートできる車両は以下のとおり、
最初のスタートに参加した車両であること
レースが中断した時に公式にリタイアしておらず、自力走行にてコース上およびピットレーン上の赤旗ラインまで戻った車両であること
レースが中断した時にピットインしていた車両であること
再スタートできない車両がある場合、空いたグリッドはそのままにしておくこと。
雨によるレース中断の場合、コントロールライン上に"RAIN"のボードが提示される。
自己のグリッド上にて給油、タイヤ交換以外の作業は許可される。タイヤ交換においてはスチュワードの判断により許可される場合がある。
中断の合図が出されてから10分後にピットレーン出口が閉鎖され、その5分後にフォーメーションラップ開始とする。スチュワードの判断によりスタートを遅らせることができる。
セーフティーカー先導による再スタートの場合、先頭車両頭出しを行った後、リスタートを行う。
ケースC
レースは終了したものとみなされる。
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